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電子書籍リーダー Kindle DXレビュー(前編) ~基本機能

2011年01月17日 03:41

私が住んでいるボストンでは、この秋から冬にかけて、他の人がKindleを使っているのを見かける機会が明らかに増えてきました。昨年(2010)夏時点では結構レアだったのですが、今は、電車や飛行機の中、メキシコのビーチでもちらほら見かけます。

私もその一人で、11月にKindle DXを購入しました。通常の6インチKindleではなく、9.7インチ画面のDXを選んだのは、日本語の自炊書籍PDFも読むからです。文庫本サイズなら普通Kindleで良いですが、ハードカバーや一般書籍を読むにはDXサイズの画面が必須です。

DSCF2155_convert_20110117030937.jpg
[Kindle DX/旅行にも好きなだけ本を持っていけます。直射日光下でもOK]

そこで、これまで使ってみた感想をまとめておきます。見出しの後に、独断で5点満点の採点結果をつけてみました。

文字の読みやすさ 4点
文字は滑らかで、紙の本と同じような感覚です。表現が難しいのですが、液晶と違って、しっとりとした印象です。

ダウンロードした書籍なら、文字の大きさを8段階に変更することができるので、好みのフォントサイズで読書できます。私の場合、ジムでエアロバイクを漕ぎながら読書する際に、文字を大きめにしておくと、台に置いたままで顔を無理に近づけなくても読めるので重宝しています。これは老眼の人にも有効だと思います。アメリカではKindleの購入者に中高年が多いと聞きますが、ひょっとすると、これが主要因なのかも。

目の負担軽減 5点
私はドライアイで目が疲れやすいので、これがiPadではなくKindleを買った最大の理由です。こちらも、全く問題なしで満足しています。こちらも紙の本を読むのと同等です。

PCやiPadの液晶ディスプレイでも気にならない、という声も聞きますが、一度試すと病みつきになるかもしれません。私もKindleで読書した後にPCの画面を見ると、鮮やかですが、輝度の高い液晶画面がいかに目の負担になっていたかを実感します。

photo.jpg
[本棚調のスキンを貼ってみました。本体の下にあるのは購入したケース]

画面の表現力 3点
白黒なので大したことはありませんが、普通の図表程度なら問題なく読めます。ただ、書籍をカラーで自炊した場合に、文字が薄くなってしまうことがあるのは要注意です。

当然動画も表示できず、iPadとは比べるべくもありませんが、Kindleはあくまで電子書籍リーダーなので、そういった部分に期待するべきではないのでしょう。

反応 2点
鈍いです。ボタンを押した後に、一瞬(か二瞬くらい)間があって、次の画面に移ります。

とはいえ、普通に前から本を読む場合には全く問題ないレベルです。支障が出るのは、紙の本のようにぺらぺらっとページを流しながら特定の箇所を探す場合や、斜め読みする場合です。現行Kindleの反応スピードだと、これらの使い方は厳しいです。

また、画面遷移するときに一瞬、画面が白黒反転します。これが気になる人もいるようです。私も購入当初は軽い不快感を感じていましたが、そのうち慣れてしまいました。

DSCF2140_convert_20110117032609.jpg
[日本語書籍の自炊PDFファイルを表示したところ]

操作性 2点
イケてないです。小さなレバー状の選択ボタンと各種ボタン、文字入力用のキーボードを使いますが、お世辞にも使いやすいとは言えません。5年前なら気にならなかったかもしれませんが、iPhoneの直観的なタッチパネル操作に慣れた身には、前時代的な感覚です。

単純に本を読むだけなら、ページ送り以外の動作をする時間は限られているので、それほど問題はないのですが、ハイライトを引いたり、単語の意味を調べたり、検索するといったKindleがせっかく持っている付加機能を使うのが、このせいで面倒に感じます。(そして、あまり使わなくなる)

ページ送りに関しては紙の本より優れています。手を動かさなくても次のページに進めますし、ページを押さえておく必要もありません。慣れると快適です。

重量 3点
Kindle DXは約530gあります。普通のKindleに比べて本体が大きいこともあり、電車のつり革につかまりながら片手で読書、というのは厳しいと思います(片手だとバランスもとりにくい)。そのような使い方をするなら、普通Kindleがおすすめです。こちらは240gと軽くて小さいので文庫本感覚です。

私の場合は、今アメリカに住んでいることもあり、立って読書するシーンはないので、特に問題はありません。

iPadはさらに重く、3Gなしモデルが680g、3Gありだと730gあります。これに比べると、DXでも体感できるくらい軽いです。

photo (1)
[通常の6インチKindle。DXに比べて小さいのが分かると思います(画像はピンボケ気味)]

通信機能 3点
キンドルにコンテンツを入れる方法は3つあります。

1つはPCに付属ケーブルで接続する方法。これはUSBメモリ感覚です。自炊書籍はファイルサイズが大きくなるので、主にこれで転送します。

次に、ネットワーク経由でダウンロードする方法。AmazonのKindleストアで本を買った場合は、これになります。割とすぐに終わりますので、ストレスフリーです。

最後に、電子メールを経由する方法。Kindleを購入してユーザ登録すると、ユーザ名@Kindle.comというアドレスが自動的に与えられますので、そこにPDFなどを添付して送ると、添付ファイルが取り込まれます。これは容量に応じて課金されるので要注意です(3Gの場合、米国内15セント/MB、米国外99セント/MB。Wi-Fiは無料)。

なお、Kindleは通常の6インチ画面版だと、Wi-Fiのみモデル(139ドル)と、Wi-Fi+3Gモデル(189ドル)が選べるのですが、DXは379ドルもするのに、なぜか3Gのみです。(電子インク画面が高価で、ここでコストを削ったのでしょうか?)

バッテリー 5点
使い方にもよりますが、数週間に一度の充電で済んでいます。旅行にもうってつけです。

長くなってきたので、続きは後ほど。(→後編はこちら



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