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政治家とリーダーシップ

2010年05月03日 09:12

最近、日本の政治が混乱していますよね。私は変革するための過渡期と考えているので、混乱自体が悪いことだと思っていませんが、郵政の肥大化や高速道路の件など、問題点が明白な政策を国民のリーダーで優秀なはずの国会議員が強力に後押ししている姿は不思議と言えば不思議です。

政治家というのは究極のリーダーシップの職業でしょう。選挙でリーダーシップを他の候補者と競い、結果はガラス張りで公開されます。「選挙に落ちればただの人」という言葉がありますが、とても厳しい競争の世界で勝ち残ってきた人たちです。

では選挙で選ばれた政治家が必ずしも「聡明な知性」を持っているかというと、残念ながらそうではなさそうです。『アホでマヌケなアメリカ白人』のブッシュ評はマイケル・ムーアの個性と誇張を差し引いたとしても、知性だけがリーダーを選ぶ要素ではないことを嫌というほど教えてくれます。(MBAの授業が始まったら嫌でもたっぷり堅い本を読むだろうから、今は意図的に俗っぽい本を多めに読むようにしてます…と言い訳する必要はないのですが、そうさせる不思議な力?がこの本にはあります)

一方で、コロンビア大学教授で日本の政治に詳しいジェラルド・カーティスの『政治と秋刀魚』では、自民党が長期間政権を独占してきた理由として、「政策通の官僚出身政治家と選挙民のニーズに敏感な党人派政治家が互いに競争心と緊張感を持ちながら、一緒になって自民党の中核を形成してきた」ことを挙げています。さらに「官僚出身者だけが党内で力を持っていれば、有権者から見て自民党は単なるテクノクラート集団に過ぎず、一般大衆が抱いている悩みや要望がわからない政党だというイメージとなり、反感を呼んだはずだ。逆に、党人派ばかりの党になったなら、安心して国の運営を任せられないという不安が有権者に広がっただろう」と続けています。

ここでは党というグループについて語っていますが、そのまま個人についても当てはまるのではないでしょうか。リーダーシップを考える上で参考になる点があると思います。


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