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読書メモ:『ソニーとSONY』 ~出井時代の経営内幕

2011年12月28日 11:35

MBAの授業では積極的な発言が求められ、実際に成績の1/3程度がクラス貢献度によるものです(バブソンの場合)。とはいえ、英語力がいまいちな純ドメ日本人学生の場合、ネイティブが活発に議論する中でそこに入るのは容易ではありません。

そんな中でも、日本企業ネタ(ケーススタディ)は日本人が自然と知識面で優位であり、さらには教授や他の学生から意見を求められたりと、絶好のセンタリングが上がった状態になります。ここで取りこぼすという、柳沢QBK的事態は避けたいところです。



ということで、MBA留学する人には、取り上げられやすい日本企業について事前にある程度予習をしておくことをお勧めします。授業前日にネットで検索するというのもありですが、現在50-60歳代くらいの主力教授陣は、ジャパン・アズ・ナンバーワン時代に研究実績を積み重ねてきた人達だからか、日本企業についても詳しい人が多く、軽くさらった程度の知識だと議論の前提となってしまって撃沈する可能性があるので要注意です。

前置きが長くなりましたが、『ソニーとSONY』は私が留学準備として駆け込み購入して持ってきた本の一冊です。



この本は、ソニー前CEOの出井伸之氏の就任時代(1995-)から、現CEOのハワード・ストリンガー体制のスタート(2005)までを主に扱った本です。日本経済新聞が編集しているだけあって、丹念な取材に基づいて、ソニーの文化や、経営陣の人間模様を描いています。

一方で、「ソニー凋落の始まりともいえる出井体制後期において、なぜエレクトロニクス事業が失速したのか?」といった重要な問題への記述・洞察がほとんどなく、経営陣の描写のみに終始している本でもありますので、MBA留学生だけでなくビジネスパーソン向けとしても、正直あまりお薦めできないという評価に落ち着いてしまいます。

※その出井氏著自身の著作はこちら。正直なところ私は彼がなぜ失敗したのか、本質的な考察ができていません。手がかりとなる良書をご存知の方がいらしたら、ぜひ教えてください。この中で唯一未読の『迷いと決断』は読んでみようかと思ってます。

    



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