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MBAの学生は連日4時間睡眠で勉強しているか? ~睡眠不足は酔っ払い

2011年12月09日 02:42

MBAプログラムでは大量の課題と授業、グループワークがあります。それを聞いた受験生の方などから「忙しくて寝る時間もないと聞きますが、どうですか?」と質問されることがあります。

なんとなく「全然寝る暇がなくて毎日徹夜です」みたいな回答を期待されているような気配を感じる時もあるのですが、私はそんなことは気にせず、というか、むしろ「平均すれば7時間くらいは寝てます」と答えてます(性格悪い?)。これは本当で、今も忙しくないわけではないですが、それでも意識してそれくらい寝るようにしています。

サボってるんじゃないかと思われる方もいるかもしれませんが、短時間睡眠時の集中力低下を考えると、その方が中長期の生産性が高いと信じているからです。ホントに。

実際、随分前にハーバード・ビジネス・レビューに載っていた論文「睡眠不足~生産性キラー~」でも、以下のような研究結果が紹介されています。(英語。読むには無料登録が必要かも)

毎晩最低8時間の睡眠を取っていれば、1日中集中力を保てます。それ以下だと、脳の機能は阻害され始めます。

睡眠時間が平均4時間という日が4~5日続くと、認知能力は24時間起き続けているのと同じくらい低くなります。これは酒酔い状態と同じです。

睡眠不足で授業や仕事に行ったり運転したりするというのは、酒を飲んで同じことをしているのと似たようなものということです。

つまり、「毎日4,5時間しか寝ていないよ~」なんてことを頻繁に言っている学生やビジネスマンは、①計画的にアウトプットを最大化するという考えがない、②睡眠不足=低パフォーマンスが常態化して、それに気付かなくなってしまっている、③多忙な自分に酔っている、④実際には寝てるけど自分アピールしたい、のどれかだと思います。ときどき「米国一流大学の学生は4時間睡眠で勉強していて凄い!」みたいな記事があったりしますが、これは④の派生型ですね。

ナポレオンや明石家さんまのような先天的なショート・スリーパーといわれる方も世の中にはいるようですが、私を含む大多数の睡眠凡人は、既に証明されている睡眠不足の弊害を真摯に受け止めて、ちゃんと寝るのが良いということでしょう。

自分が人をマネジメントする立場になった時も同様。そういえば、かつて所属していた部の部長が、深夜のタクシー帰りが常態化した職場を変革するために、部内で「深夜残業は自己満足じゃないの?」キャンペーンを張った際に、同じような研究結果を引用して、壁に張り出していました。

もちろん、どうしても明日までに終わらせなければならない事が時々あるように、実際の生活や仕事には波があるので毎日とはいきません。私もそういう短期の踏ん張りは否定しませんが、それは中長期的には確実にマイナスということは意識しておきたいです。

あと、おまけですが、8時間くらいぐっすり寝ると、ジャパニーズ・ビジネスマンの哀しい習性で「あ、こんなに寝ちゃったよ!」と意味不明な罪悪感が湧いてきて、それが一日の生産性アップに貢献するというのもあるかも…。

(参考)上記の論文を日本語で分かりやすくまとめてくれているサイト(上の引用部分もこちらから) → 睡眠不足は企業リスクである


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