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イノベーションに関する10の誤った通説

2011年11月04日 09:44

Ten Innovation Myths(10の誤った神話=誤った通説)という記事がありましたのでご紹介します。イノベーションに関して、多くの人が抱きがちな誤解・先入観について、これに取り組んでいる多くの人(はしくれですが私も含む)が信じていること、と捉えてもらっていいと思います。



通説1 イノベーションは偶然起こる。

現実⇒イノベーションは訓練(discipline)である。計測可能で、マネジメント可能である。例:P&G

通説2 創造的な天才だけがイノベーションを起こせる。

現実⇒イノベーションと創造性は異なる。創造性は助けになるが、生れつき創造的でない者でも、正しいプロセスに従えば、インパクトの大きいイノベーションを起こすことは可能。

通説3 世の中にはイノベーターとそうでない人がいる。

現実⇒調査によると、イノベーションとは30%が先天的、70%が後天的なもの。

通説4 イノベーションは研究開発機関で起こる。

現実⇒イノベーション(=影響を与える力を持った何か異なるもの)は組織のあらゆる場所で起こりうる。

通説5 優れた技術が勝利の決め手だ。

現実⇒大部分の市場「破壊」はイノベーティブなビジネスモデルによるものである。つまり、価値を創造し、捕え、届けるための新しい方法によるもの。

通説6 イノベーションとは性能の改善のことである。

現実⇒イノベーションには既存の基準に基づいて性能を改善するものもあるが、最も力強い破壊的イノベーションは、手の届きやすさや価格の安さを優先し、性能を犠牲にしているものもある。

通説7 顧客はイノベーションの洞察を与えてくれる最重要な存在である。

現実⇒顧客は既存商品をどう良くするかを教えてくれるかもしれないが、破壊的な成長を達成するための方法は教えてくれない。自分で切り開く必要がある。

通説8 ゲームのルールを変えるようなイノベーションは、起業家だけが成し遂げられる。

現実⇒近年の多くの破壊的イノベーションは、大企業が起こしている。

通説9 一番大きい市場を狙うことで、勝利できる。

現実⇒現時点で存在しない市場は規模を測定したり分析するのは難しい。しかし、大部分の強力なイノベーションは新しい市場を作っている。

通説10 イノベーションを起こすには、大きな賭けが必要だ。

現実⇒「大きく勝ちたければ、小さく始めろ」という説がある。


では、イノベーションを起こすための訓練(discipline)・正しいプロセス・後天的なもの、というのは一体何なのか?その理論的な枠組みは、このブログでも紹介した有名な破壊的イノベーション論でもあり、具体的な機会(opportunity)を見つける方法論として、こちらもブログで紹介したデザイン思考というものがあるのだと思います。

実はこの部分は、このブログで力を入れて書こうと思っていたのですが、いつもツイッターで(勝手に)刺激をもらっているゼロベース株式会社の石橋さんが、まさに考えていたことをうまく文章化してくださっているので、「ぜひ読んでみてください」の一言でエントリーに代えさせて頂きます。(→デザイン思考による破壊的イノベーション

今週末、金~日を使っての集中授業の名前は『Design Thinking for Entrepreneurial thought and action』というタイトルで、まさにこの部分に理論と実践の両面から取り組むもので、楽しみです。

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